数ヶ月ぶりに山にでかけると、すぐに息が切れ、こんなはずじゃないのにと、自分の体力の無さに情けなくなったりする。
特に中高年になると、少し山を休んだりすると、急速に筋肉が落ちてしまうことを自覚しなくてはならない。
でも、毎日5分でもいいので、スクワットなど簡単なトレーニングを続けているだけで、その心配をなくすことができます。
目的を明確にしてトレーニングする
2~3時間のハイキングで満足できる方は、日頃のトレーニングなんて考えなくていいと思いますが、8時間以上の行程と、登るべき高度が1200m以上ある山に登りたかったら、ひと月4回山に登るか、毎日100回スクワットするか、いずれにせよ地道な努力が必要です。
そしてパテない歩き方の一番のポイントは、「歩幅を小さく」すること。
普通の人が街を歩く際は無造作に足を前に出すと、自然と歩幅が広くなります。
山歩きでは、足を出すのではなく、ヒザを出すことを意識してみましょう。
ヒザから下は真っ直ぐ地面に下ろす。
こんな風に足を運べば、歩幅が小さくなり脚筋力への負担も小さくなります。
地道なトレーニングも目的が明快だと日頃のトレーニングも続けられるのだが、目的が暖昧だと三日坊主に終わり易いもの。
三日坊主で終わってしまった人は、せめて日常生活で駅やデパートでエスカレーターに乗らないとか、ひと駅前で下車して会社まで歩いて行くとか、無理なく継続できる課題を考えてみたらいい。
「いつまでも健康登山」をテーマに、トレーニングをして、継続しよう。