LEDヘッドランプとLEDランタンのメンテナンス方法(登山、キャンプで困らないために)

アウトドアの夜に欠かせない照明器具。
春や夏はキャンプに使うランタンが欠かせません。
秋から春の日照時間が短い期間の山登りに欠かせないのは、ヘッドランプ。最近は充電式タイプが登場したり、バリエーションも増えてきました。
必要な時にちゃんと点灯しないと、たいへん不便なことになります。
そのために、メンテナンスのツボを心得ておきましょう。

電池の液漏れ
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電池を正しく使ってトラブル回避

LEDヘッドランプやLEOランタンのトラプルで意外と多いのが、電池の液漏れです。
スイッチの接点不良や、電子回路の不具合で、正常に動作しないといったトラブルももちろんありますが、各メーカーともそうした不具合率は製造数に対して一定以下に保つように努力しているので、さほど多くはない。
それよりも、電池の使い方に起因する問題が、多く見受けられます。

トレイルランニングや登山のように、ヘッドランプが絶えず揺さられる状態にあると、電池ケースの中で、電池が上下左右に大きく揺さぶられることで、接点が曲がり接触不良を起こすことがあるそうです。

しかし、最も多いトラブルは「電池の液漏れ」です。

なぜ電池の液漏れが起きるのか?

電池が液漏れを起こす原因の多くは、弱っている電池がケース内にあって、微弱ながらも絶えず電気が流れている状態の時です。

その状態でも電池は、無理に電気を流そうとするために、電池内にガスが発生して液漏れを起こします。

だから長期間使わない場合は、電池を抜いておきましょう。

それからアルカリ電池とマンガン電池のような特性が異なった電池を混ぜて使っても、パワーの弱い電池が液漏れを起こします。
同じメーカーの電池でも、新品と混ぜて使ってしまうと、同じことが起きます。

液漏れが起きて内部の回路にまで、回ってしまった場合は修理も不可能になります。

だから、キャンプや登山に出かける前には、電池を新品に交換して、スペア電池を持参することが、トラブルを未然に防ぐ一番の方法です。

LEDヘッドランプとLEDランタンのメンテナンス

◎電池ケースを開けて、こまめに内部をチェックすること
◎電池ケース内の水分は、こまめにふき取って乾燥させること
◎電圧や電池の特性を守って、正しく使うこと

◎もし液漏れしていたら・・・
マイナスドライバーと紙やすりで、電池との接点に付着した液漏れのカスや接点に発生した腐食を削ぎ落とす。
それから綿棒で、接点を磨いたり、水分を拭き取る。
※機械油をさす人もいるようですが、電池ケースがプラスチックの場合は、ケースの劣化の原因になるのでやめておきましょう。

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