山道具選びの失敗談

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山歩きを始めるとき、何か新しいことを始めるとき、まずは形からという人もいるのではないでしょうか。
特にアウトドアの道具というのは、使って始めてその価値がわかるものであり、どんなに優れた物でも自分の経験と身体にフィットしていなければ、ただのゴミでしかない。
便利そうだから、話題になっているから、かっこいいからと、喜んで購入したものの後悔する事になってしまった経験、ありませんか?

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軽量でコンパクトに収納できるエアマットだったけど…

寒い冬山で仲間とテント泊。
晩酌タイムになり、酔いもまわってきたころ、騒いだ友人が点火しているストーブを倒し、テント内は大騒ぎ(本来、テント内でのストーブは使用厳禁だが)。
わたしのエアマットには穴があいてしまったが、危うく焼死をまぬがれたので、什方ないなと思うくらいだった。
しかし、空気の入らないエアマットはマットではない。
その夜は寒いし、背中は痛いし、ひどい目にあった。
地面からの冷気がいちばんこたえた。
これが銀マットだったら、少しこげたくらいですんだでしょう。
便利で快適なエアマットの落とし穴。昔ながらの鋏マットのよさを改めて考えさせられたできごとだった。

甘い考えから思わず痛感した出来事。季節の変わり目は服装選びを慎重に

下界では、残暑厳しい9月なかばに、やっと夏休みをとることができた。
夏山気分で、ひとり、大天井から燕へ縦走した。
服装は、Tシャツに薄いフリース、手袋は軍手だけ。
ところが突然、ガスってきたうえ、なんとみぞれまで降ってきた。
夕方、やっと燕山荘着。左足の親指が軽い凍傷になっていて、下山後、つめが真っ黒になってとれてしまった。
初秋といえど、こんな薄着では無埋があった。
北アルプスの9月は降雪を想定して、防風・防寒具を多めにもつ必要があると感じた。

登山用品は見た目に惚れるな!防寒具も時期と用途を考えて選べ!

9月未に、新作の冬物をチェックしようと山の店へいった。
ダウンジャケットからウインドブレーカー、フリースなどの新作がそろっているなかで、某カリスマブランドのオシャレなフリー目にはいった。
街着にしてもよいくらいオシャレなデザインだし、厚手で暖かそうだ。
ひと目で気に入って購入し、10月末の日帰り山行に着ていった。
ところが暑いのなんの。すぐに脱いでしまった。
とにかく厚手でかさばるため、日帰り用のザックに入らず、腰に巻いたり、首周辺に巻きつけたりしたが、すぐズリ落ちてくる。
ふんだりけったりだ。
やはり、山の装備は色やデザインで選ばず、目的や場所、山行の1時期にみあったものを選ぶべきだったとつくづく後悔した。

山道具は大は小を兼ねないもの

仕事で山に行けないわたしを尻目に、わたしの父と子どもがいっしょに山にでかけています。
子どもはまだ小学一年生。
これからどんどん体が大きくなる歳です。
山の道具を買ってやりたくても、成長してすぐにサイズがあわなくなってしまうと考えた父は、「大は小を北ねる」などと言って、大きな靴や雨具を買い与えています。
かわいそうなのは子供です。
雨がふると雨具のフードで前が見えなくなり、登山靴の中で足が遊んで、ひどい靴ずれになって半泣きで帰ってきます。
子どもは、靴や雨具がぴったりサイズになるまで山登りを続けているでしょうか。
子どもとはいえ、やはり山道具は体にあったサイズのものを買うのが鉄則ですね。

あの時、妥協しなければ…高くても雨具はいいものをと学んだ教訓

夏山山行の前日のこと。
雨具が古くなり、浸水するので、買い換えようと店にいったが、防水性・透湿性の高いものを質うには、給料且別で予算オーバー。
しかたなくナイロンに防水のコーティングをほどこした雨ガツパを購入し、山にでかけた。
ところが突然、大雨にみまわれ、買ったばかりのカッパを着たが、大汗をかいてサウナ状態になった。
カッパの内も外もびっしょりになり、結局、カッパをぬいでしまった。
下山時の雨だったからいいが、あの後、標高の高い稜線に出ていたらと思うとぞっとした。
やはり雨具は透湿性の高いものが快適だ。

高山でポンチョは無理だと思い知ったあの日

3000メートル級の夏山に登ったとき、突然、雨が降りはじめた。
すこし前をいく登山者は、頭からかぶる程度の簡単なポンチョ姿。
大丈夫かなと思いつつ、自分はしっかりした雨具をつけて歩きはじめた。
雨も大降りになり、風も強くなってきた。
風が吹くたびに、ポンチョの袖や裾は風で飛ばされて、雨具の用をなしていない様子。
山小屋が見えたので、小屋に飛び込んだら、ポンチョの人はどろどろになっていて、風雨にみまわれたてるてる坊主のようだった。
やっぱり、3000メートル級の山へいくなら、雨具はしっかりしたものを選びたいものだ。

凍てついて使い物にならないカーボン三脚

何年か前、西穂に雪煙の写真を撮りにいった。
とにかく楽に登ろうと、軽量化を考えて、カーボン製の三脚を持っていった。
とても軽くて快適だったが、あまりの寒さに三脚のジョイント部分が凍りついて、長さ調整がまったくできなくなってしまった。
ジョイント部分に湿気がついたためか、寒さで凍ってしまったようです。
三脚表面がコーティングされていないのが原因だろうか。
あとで、わたしの所属する写真愛好会の会員に聞くと、カーボン三脚を持つ人は、みんな同じようなことを経験しているらしい。
まさかカーボン三脚のせいでシャッターチャンスを逃すとは夢にも思っていなかった。

ピカピカの一年生?1度のハイキングで山嫌いになった理由

山登りをしてみたいという知人と、駅で待ち合わせてビックリ!ピカピカの重登山靴をはいています。
しっかりした革製で、ソールが厚くて硬い、ワンタッチアイゼンもつけられるタイプ。
今から雪山へ行くと言ってもおかしくないほど、立派な靴だった。
こんな山靴をはいて、山に登るのが夢だったそうです。
しかしその日、登る山はファミリーハイキングにピッタリの低山。
体力のない彼は、ただでさえ息切れしているのに、重い靴のせいで足もヨロヨロ。
休憩のたびに靴を脱いで、靴づれをさすっていた。
下山後にひとこと、「もう山はやめます」。
はじめての低山で重登山靴はいきすぎだよね。

ダブルステッキとは?山で笑いものにならないために

山好きの叔母からステッキをもらったのを機に、よく山へ行くようになった。
どうせひとつあるのなら、もう1本あれば下りも楽かなと思い、購入し、はやりのダブルスタイルで山へ。
しかし構えてみると、なにかがちがう。
すれちがう人も変な目で見ています。
そう、ダブルといっても、ダブルストックならまだしも、握るところがT字形のステッキをダブルで持っていたわたし。
今思えば、道具についてなにも知識がなかったころの恥ずかしい体験談です。

アーミーナイフ失敗談

どうせナイフを買うなら、たくさんパーツがついているほうがいいと思い、いちばん多くパーツがそろっているナイフを買った。
山にもっていき、調理しようとしたらナイフもコルク栓抜きも使いにくいことこのうえないし、ゴツくてとても持ちにくい。
首からさげると、肩がこってきそうな重さです。
さらにどこになにが収納されているのやら、さっぱりわからず、あっちをだしたりこっちをもどしたり。
いっこうに調理ができない。
使い勝手も考えず、欲張りすぎた自分がなさけない.。
シンプル・イズ・ザ・ベストだと後悔しても遅い。今では机の引出しに眠っています。

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