京都の鞍馬山を歩く

京都市内の喧騒から離れた静かな聖地にあるのが鞍馬山です。
山域は鞍馬寺の境内であり、牛若丸(源義経)と天狗伝説は有名です。
鞍馬寺のご本尊は全宇宙を治める尊天で、今から650万年前に金星からこの地に神が降り立ったと言う伝説があります。
また、鞍馬の火祭りで有名な由岐神社もあり、長い歴史のなかで生まれた伝承がたくさんあります。
関西であれば交通の便もいいので、気軽に訪れることができることもあり、私はそんな物語をイメージしながら歩きに行くのです。

出発は叡山電鉄の鞍馬線終点から天狗がお出迎え

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叡山電鉄鞍馬線の終着駅すると駅前に、天狗のオブジェがあります。
長い鼻と真っ赤な顔が、ちょっと恐ろしげでもあり、可笑しくもあります。
鞍馬駅の構内には、長年この線を走り続けたデナ21形電車の先頭部と動輪が保存されています。
参道には白いご飯によく合う鞍馬名物の木の芽煮が生産販売されていて、試食できたら、一口もらうのがいい。

鞍馬駅から少し歩いたところにある仁王門へ。
この門は、湛慶(鎌倉時代に活躍した彫刻家、運慶の長男)作の仁王尊像をまつり、俗界から浄域への結界とされています。
仁王門をくぐっていくと牛若丸に兵法を授けたと言われる武芸の達人・鬼一法眼を祀っている「鬼一法眼社」があります。

数年前のNHKの大河ドラマで、鬼一法眼演じる美輪明宏の妖しい姿が今でも思い出されます。

やがて立派な神社が現れます。
由岐神社です。
「鞍馬の火祭り」が行われる神社で、そのお祭りはかがり火で山一面が赤く染まる勇壮な祭で、京都三大奇祭のひとつとして有名です。
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仁王門からは一部石畳ですが、ほとんど未舗装の山道です。
源義経供養塔あたりからは傾斜もきつくなります。

どんどん登って行くと鞍馬寺の本殿金堂に到着。

ここは源義経(牛若丸)が幼少の頃を過ごした寺として、一般的には知られていますが、パワースポットの一つで、天のエネルギーが降臨するといわれています。
鞍馬寺正殿前に「六芒星」があり、この中心に立つと、エネルギーを感じることができるそうです。
霊感のない私には全くわかりませんが・・・。

実はここからが本格的な山道になります。
え?今までのは何だったの?って感じですが、ここからが本番なのです。

木の根道で脚力を鍛え、魔王殿で妖力を得る?

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山中には木の根道があり、気をつけないと足を取られてしまいます。
この道は奥の院・貴船に向かう不動堂付近の参道。
この辺りは岩盤が地表近くまで迫っているので木の根が地中深く入り込むことが出来ず、杉の根が地表に露出した状態になっています。
ここで牛若丸が跳躍の練習をしたという言い伝えがあります。
なるほど、ここを難なく駆け抜けることができれば、天狗のような脚力がつくわけだ。

山を下って行く途中に鞍馬奥の院・魔王殿があります。
奇岩の上にある小堂。
魔王殿は、650万年前に人類救済の使命に帯び、金星から降臨した魔王尊が祀られているといいます。
かなり不思議なスポットなのですが、詳細が記された文書が無いので、真偽はわかりません。
でも明らかにこのお堂の周囲は、空気が違うような気がします。

さてもう少し歩くと下山口です。
貴船駅までは結構歩きますが、余力があれば貴船神社にお参りしておくのも良いでしょう。

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