芥川の人里離れた上流にある出灰(いずりは)から、さらに奥まったところに素戔嗚尊神社がある。
境内は昼間でも暗く、神域であることを感じる。
そこにカツラの巨樹がある。
遠くからでもわかる28mの樹高と、3.89mの幹周り。
何本もの太い幹が合わさり、樹皮に他の植物や苔がびっしりと共生し、神域の守護として異様な威圧感がある巨樹だ。
素戔嗚尊神社は高槻市北部出灰に建ち、出灰川・田能川・渓谷川の合流地点付近に鎮座しています。
素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀り、高い立木に囲まれ静寂に満ちた境内には、神仏習合時代の牛頭天王の灯籠が残っています。
また鳥居左にある御神木の巨大なカツラの木は、大阪府の天然記念物に指定されています。
※所在地
高槻市出灰小字堂ノ前