今アウトドア活動において手放せないアイテムの一つに「ネックゲイター」があります。
本来はネックウォーマーと言って、マフラーのように首周りの防寒用に使われていました。
しかし春夏ものだと化繊で織られた薄い生地のネックゲイターが活躍します。
しかもただ単に首周りに使用する他に、アイデア次第で様々な用途に使えるので数枚持っているととても重宝するアイテムなんです。
また、新型コロナウイルス対策で通常のマスクを利用されている人もいるかと思います。長時間ヘルメット着用時はゴム紐タイプでは耳がかなり痛くなってきます。マスクほどの効果は無いかもしれませんが、ネックゲイターであれば耳が痛くなりませんし、生地が薄く細かいのでマスクと違ってシールドが曇りにくいのも利点です。
バイク走行時に不快な襟元からの風の侵入を防ぐネックゲイター
私がネックゲイターを使い始めた理由は、バイクツーリング時に首元がスースーして不快なのと、都市部の排ガスを軽減できないかと思ったからです。
寒い時期はWORKMANのAEGIS防寒スーツを着用していました。このAEGISのジャケットは首周りのつくりが絶妙で、ネックゲーターが無くても冷たい風が襟元が侵入することがほとんどありません。ヘルメットはジェットタイプを使っていますが、首元が寒いと感じたことはなかったのです。
しかし寒い時期が終わると、そのジャケットは使えません。
それまで春~秋は大きめのバンダナや手ぬぐい等を使用していましたが、一枚の布なので結んだり解いたりするのが面倒になっていました。
ネックゲイターは筒状にまっすぐに織られた布です。
かなり伸び縮みするので難なく頭からすっぽりかぶれてとても簡単で、息苦しさも感じません。
実際にバイクで走行しているときは、襟元から入る風も気にならないし、肌も保護してくれるのでとても気に入っています。
私はワークマンで399円で販売されていたネックゲイターを購入しましたが、ほんとうに筒状に織られているので継ぎ目が無く、肌触りもとてもいいので気に入っています。
ネックゲイターの使い方は、用途に合わせて変幻自在
ネックゲイターは首周りを保護するだけでなく、いろいろな使い方ができます。
ちょっと肌寒いなと感じたら鼻まで覆ってしまえばいい。
キャンプ中に夜や明け方など寒いときは後頭部まで覆ってしまえばかなり暖かい。
登山や薪割り作業など汗をかく日はバンダナを巻くようにおでこの部分に装着すればいい。
ツーリング中の休憩時に帽子がわりに頭にかぶる。
スポーツや野外ライブなどでは手首に巻いて汗をぬぐえる。
その他、アイデアしだいでいろいろなアレンジができると思います。
だから一つだけ持つというよりも複数持参しているほうがいいという理由がそこです。
また、一枚だけでなく二枚組み合わせて使うというのもありです。
ネックゲイターは素材によって機能も価格も違う
ただ単にファッションとして使いたいのなら、どんな素材でもいいし安価なものもたくさん販売されています。
ただ、キャンプやアウトドアスポーツで使いたいとなると、素材が持つ機能にもこだわりたいところです。
アウトドア用になると、日焼け予防に「UVカット機能」、熱中症予防に「冷感、冷却機能」、汗対策に「吸収・速乾機能」などの機能がある素材が使われた商品を選ぶと良いと思います。