水分補給用ハイドレーションのメンテナンス方法

現在販売されている登山用のザックには、必ずと言っていいほどハイドレーションシステムが装着できるようになっています。

これまでのように水筒をいちいち出し入れしなくても、歩行中に水分補給できるので、無駄なエネルギーを消費したくないハイカーによく使われています。

しかし、実際に口に入れるものなので、衛生面からも使用前使用後のメンテナンスが重要になってきます。

特に梅雨時から夏にかけて、雑菌等が発生しやすいのでほったらかしにしていると知らない間にカビなどの雑菌も一緒に体内に入れてしまうことになりますよ。

ハイドレーションで水分補給

洗いにくく乾きにくい部分が多いので、カビが発生しないよう注意が必要

行動中の水分補給に便利なハイドレーションシステムですが、リザーバーやチューブの内側など、洗いにくい部分が多い。

商品を販売している各社とも洗いやすくするために工夫を凝らしてはいますが、一般的な家庭にある道具では洗いにくい。

各社から出ているメンテナンスキットを使用することにより、より簡単に、よりきれいに洗うことができ、洗った後も、専用のキットでしっかり干せて乾燥することができます。

それでもカビなどが発生してしまったら、パーツごとに販売している場合が多いので、メーカーやショップに相談し、自分で交換できる場合は交換します。

メーカーが異なっても、意外とパーツに互換性があるので、試してみるのもいいでしょう。

ハイドレーションのメンテナンスのポイント

□リザーバー内はよく洗って十分に乾燥させる

□チューブや飲み口も専用プラシで洗う

□ カビが生えてしまったらパーツを交換する

ハイドレーション使用後のケア

●リザーバーとチューブを水とブラシで洗う

リザーバーとチューブの汚れをブラシと水で洗い流す。特に、スポーツ飲料類を入れた場合は糖分などが残らないように洗う。

※できればリザーバーには水以外の飲料は使わないほうがベターです。

●細かいハーツを分解して洗う

蓋についているOリングや、飲み口などが分解できる場合は外し、スポンジやブラシを使って汚れをていねいに洗い流そう。

細かいパーツを、なくしたり破損したりしないように注意しよう。

●専用洗浄剤でリザーバーを浸け置きする

リザーバーを消毒するために、専用の洗浄剤を水とともに入れて5分ほど浸け置きします。水に溶かした重曹を入れて一晩浸け置きする方法もあります。

重曹を溶かした水の中にチューブやマウスピースを入れて一緒に消毒します。

●洗浄剤をよく洗い流し、乾燥させる

洗浄剤を水で洗い流してから、リザーバー内の水が切れるように口を下にして吊るす。専用のハンガーを使うと便利で確実です。リザーバーの中に空間を広げようにして、干すとよく乾燥します。

ハイドレーションの飲み口がカビてしまったら?

きれいに洗浄しなかったり、乾燥させなかったりするとカビが発生することがあります。

カビはついてしまうと取り去ることが困難なので、その部分のパーツは交換することになります。

ハイドレーションの保管方法

充分に乾燥させ、風通しのよいところで保管します。

カビが生えないように乾燥させたら、風通しのよいところに保管します。ビニール袋などには入れず、折りたたまないで、直射日光に当たらないところにしまう。

直射日光を当てると樹脂の劣化が早まってしまうので注意してください。