京都にも富士山?丹波富士と言われる牛松山に登る

亀岡牛松山

丹波富士ともいわれている京都亀岡にある牛松山は、亀岡盆地のどこからでも眺めることができます。
山頂には保津川の船筏師たちの守護神である金刀毘羅神社が祀られ、昔は石松山といわれていたのが、牛肉をもって祀ったことから牛松山と呼ばれるようになったといいます。
道標はほぼ完備していることと、参詣道であることから単調な一本道。
標高も低く、距離も短い。
山中はスギやヒノキの中なので展望は1カ所だけ。
適期は9月中旬~6月上旬。
自然林が少ないため花にはめぐまれない。
冬期には積雪30cmにもなるので、軽アイゼンは必携。

・歩行時間/約2時間50分
・歩行レベル/初心者向(登山は年間5回以内)
・標高/629m
・コース/JR亀岡駅→登山口→展望箇所→金刀昆羅神社→牛松山→愛宕神社→国分バス停(京都交通バス10分)→JR亀岡駅。
・地形図/25000分の1亀岡
※この紹介記事は数年前の古いものです。現状とは道や近隣の状況がかなり異なる場合があります。内容は参考程度にとどめて実際に歩かれる方は、必ず最新の地図とガイドブックをご用意ください。

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亀岡駅からのんびり牛松山へと登る(約2時間)

JR亀岡駅を下車してから車道を東に歩きます。
線路を越えて、前方に雄大な牛松山をみながら保津川を渡ります。
右の河原には京の風物詩の一つ、保津川下りの乗船場があってたくさんの舟が眺められます。
帰りの時間に余裕があれば、帰路は船で保津川を下り嵐山へというのもいい。

保津小、保津郵便局と道なりに進むと北保津のバス停があるので、右へ右折し山の方へまっすぐ上がっていく。
車道を歩くのはとても退屈ですが、500mばかり先の辻で左に折れます。
右の道は明智越です。
ゆるやかな坂を登っていくと、左に公民館があり、ほどなく右側に「金刀昆羅山2.8km」とした標識が立つ。
これが登山口で、右側には古い愛宕山の石柱もみられます。

登山口付近は民家もあるが、間もなく西側は竹林に変わり、左に福性寺という寺が見えます。
豊かな森内にあって、なんともいえない幽趣が漂う。

金刀昆羅神社への登り口はすぐ上にあって、石段を登って鳥居をくぐる。
そしてつづら折りの坂道をゆるやかに登り出す。

「一丁」から始まる丁石も続き、林内はスギやマツの混交林。
「二丁」を過ぎると御神燈があり、再び鳥居をくぐる。

道幅が広く、そのうえ落葉が敷き詰まっていて、歩きよい(「十三丁」を過ぎたところで、左側が開け、眼下に亀岡市街とそれを取り囲むように、唐植越の山脈から小塩山、ボンボン山へと続く山々が見渡せて、ひと息いれます。
晩秋や春先の霧深い日には、山頂から素晴らしい雲海を見ることができます。

実は牛松山はパラグライダーの発着場としても使われているので、天候の良い日は空を舞う鳥人たちを眺めることができます。

パラグライダー 京都

展望のきくところはここ以外にないので、ゆったりと憩ってから、また登り出すと、つづら折りの坂になり、それが終わるとスギの巨木が現われます。

おごそかな雰囲気のうちに鳥居をくぐり、石段を登れば金刀毘羅宮の社に着きます。
海上交通の守り神として知られる金毘羅さんですが、亀岡の金刀比羅神社は保津川下りの安全を見守っています。
保津川下りの春の開幕行事が3月10日なのは、金毘羅さんのご縁日に合わせているからだとか。

社の前は広場になっているが、周りはすべてスギの巨木で展望はもちろんきかない。三角点標石のある山頂は、西へ200mほど行ったところの左側の樹間にある。

牛松山山頂から愛宕神社、毘沙門へ

展望がきかないので長居は無用で早々の下山となります。
麓にある愛宕神社への道は同じように道幅が広いが、かなりの急坂です。

しかもすべて植林の中なので、見るものもなく、またたく間に愛宕神社に着いてしまう。

「京都の自然200選」に選ばれているこの愛宕神社は、京都の愛宕神社の末社で、火伏せの神を祀る。しかし実はこちらの亀岡にある愛宕神社が、全国にある愛宕神社の本宮なのだそうです。

また境内に千年杉やイヌマキの巨木があり、ムササビが生息する森でもあるため、自然200選に入ったのでしょう。ムササビが生息できそうな雰囲気が肌に感じられる、そんな神社です。
ただ最近はアライグマの被害で悩まれているという。

境内を出て、左の長い散策路に咲く樹花、草花を見て下っていくと国分のバス停に着きます。バスの本数は1~2時間に1本ぐらいなので、のんびり歩きたいなら亀岡駅(40分ほど)まで歩いてもいい。

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以上、京都にも富士山?丹波富士と言われる牛松山に登るのご案内でした。小さな冒険と大きな感動!これからも楽しい山歩きを続けてください。

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