芥川の古社「八阪神社」(大阪府高槻市)の巨樹

牛頭天王と素戔嗚尊を祀る9世紀後半に建立された神社。
芥川沿いの山裾の集落に小さな森を形成しているが、樹をとりまく環境は厳しいようだ。
本殿の横に幹周4.3mのツブラジイがある。
上部の主幹は折れ、樹の内部も一部空洞化していて痛みが激しい。
だが生への執着心からか、太い幹から細い枝がいたるところから延びていた。

境内の奥にあるのはシラカシ。
細く伸びる幹の樹皮には、上の方まで緑色の苔がびっしりと付いている。
何かを避けようとするかのように、主幹が傾いて立っていた。

八阪神社は原の中村にあります。
スサノオノミコトを祭神とし、社記によると、清和天皇の頃(9世紀後半)、疫病が流行したため、牛頭天王(ごずてんのう)を迎えたのがはじまりとされています。

毎年4月初めに「春祭歩射神事(通称:大蛇祭)」が行われます。

ワラで直径25cm、長さ30mもの大綱を編んで、これを大蛇に見立てて村中を練り歩いたのち、弓で射ます。

明治時代以前は、村の男たちが境内を流れる川を挟んで上下に分かれ、綱が切れるまで引き合ったといわれています。

近くの池に住んでいた大蛇を退治した故事によると伝えられますが、豊作を祈願する春祭りが起源と考えられています。

境内には、花崗岩製の石槽があります。昔の石風呂との説もあり、芥川の教宗寺の石槽とともに、府の有形文化財に指定されています。

※所在地
高槻市大字原

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