歩き疲れた身体を癒すのは、睡眠を誘う心地良いシュラフ

重いザックを背負って歩き、テントを設営し、食事をして、旅の余韻に浸りながら、シュラフに潜る時ほど幸せな瞬間はありません。

今日を無事に旅できたことを思いながら、心地よく眠りにつきたいものです。
厚い壁に守られた室内で眠るのと違って、一枚布でしか外界との境界がないテント泊では、シュラフの質によって安眠が左右されます。
それが翌日の行動に響くことにもなりますから、シュラフ選びに妥協は禁物です。

yuho2013-06-16

 

●安易に選ばずシーズンや目的でシュラフを選ぶ

野営(野宿)のアイテムで最も重要なのが実はシュラフ。前述している通り、これをおろそかにしては、快適な睡眠はありえません。

アウトドアショップや大型スポーツ用品店に行くと、シュラフにもいろいろな種類があることを知って迷うかもしれません。

シュラフの形ですが、大きく分けて長方形の封筒型と
エジプトの棺桶に似たマミー型というのがあります。

封筒型は大きくて重く、かさばるのでオートキャンプ向きです。
バックパッキンや登山には、マミー型を選びましょう。
マミー型なら、身体にピッタリとフィットするので、熱を逃さず、真冬でも結構暖かい。

マミー型って窮屈じゃないのか?
そう思いがちですが、最近はモンベルなどメーカーが伸縮性の良い商品を販売しているので、昔言われていた窮屈だった欠点は、ほぼ解消されています。
とても楽になりました。

保温性はとても重要です。
夏場や残暑が残る秋でも、夜になると急に冷え込んだり、特に夜明け前はかなり冷え込むことがよくあります。
だから妥協をしてほしくないのです。

安眠を約束してくれる高機能なシュラフ。
各メーカーから発売中の商品カタログは
【ここをクリック】

●ダウンか、化学繊維か?

中綿の素材が化繊かダウンか、同じ適正使用温度のもの同士で比較した場合、軽さ・コンパクトさのいずれの面でも断然ダウンがおすすめだ。

価格は化繊の約2倍ほどするが、高いお金を出す価値はあります。

「ダウンは水ぬれに弱い」といわれるが、ぬれれば温かくないのは化繊も同じ。

ビニール袋に入れてから防水スタッフバッグに入れてパッキングすれば、雨に降られても濡れることはまずありません。

リバートレッキングで水に浸かるようなときでも、カヌーやダイビングに使う防水バッグを利用すればOKだ。

寝るときはゴアテックスなど防水透湿性素材のシュラフカバーを併用すれば問題ありません。
※ゴアテックスのシュラフカバーは、割りと厚手の生地なので、真夏の場合は、これだけで使用することもできます。

そして、年々素材が進歩してる化繊のシュラフも、ダウンに迫る使い心地になっています。

重量もダウンより少し重いくらいで、大きさも一回り大きいぐらい。
一番嬉しいのは、ダウンに比べて価格が安く、コストパフォマンスに優れているところです。

ダウンのシュラフを買うときに注意したいのは、封入されているダウンの質。

名の通ったメーカーのものなら心配ないが、ディスカウントストアやホームセンターなどの安い商品で「ダウン」と称しているものは注意が必要。

ダウンボールより保温性の劣るフェザーが多く、重さのわりに温かくない可能性があります。

指でつまんでしごいてみて、ブランド品より明らかに羽根の軸が多く感じられるものは避けたほうがよい。

封入されるダウンの量は多いほど保温性が高いが、300~1500gぐらいのものが、日本のフィールドではいちばん汎用性が高い。これにインナーシーツやシュラフカバーを併用すれば、関東以南の冬場の野山なら充分使用できる。インナーシーツとシュラフカバーは夏場にも使えるので、無駄にはなりません。

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シュラフの詳細

●星空の下でシュラフで眠る心地よさ

初夏から秋にかけて、天候が良く、雨の心配がない日は、テントを設営せずにシュラフのみ使用して眠るのもいい。

都会では見ることができない星空を眺め、自然の音を聞きながら横になっていると、自分が地球と同化していて、宇宙の一部であることを感じることができます。

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