登山用ストックの選び方は、好みとバランスに尽きる!

ストックの選び方

ちょっと体力に自信が無い人でも、登山用のストックを使うと3割ぐらいは体力がアップしたような気になります。
それだけ効果のある道具ですが、ストックには、グリップがI字型のタイプのストックと、グリップがT字形のステッキのタイプとがあります。
どちらのタイプを使うのか、I字型のタイプの場合ならシングルで使うのか、あるいはダブルなのかと、選択は人によってさまざまです。
いちばん大切なことは、自分の身体にあった長さであり、握りやすくバランスが取りやすいことに尽きるのではないでしょうか。

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登山用ストックの使い方

ストックは、山のグループのリーダーがどう考えているかによって、選び方が変わってくることが多いようです。
たとえば、山のガイドのSさんはダブルストックですが、シングルで使っているガイドさんもいます。
山の経験や年齢によっても好みは変わってくる。

これがベストだという使い方がストックにはない以上、山のことをだれに教わっているのかということが、ストック選びの大きな要因となってくると言えます。

ストックを使う目的は、ヒザにかかる衝撃を軽くするためという方も多い。
そういう方は、グリップがT字型で、体重をストックにかけやすいステッキタイプを選んで、下り専用に使うというパターンをとっているようです。
このように下り専用で使うのならば、登りではザックの中にしまうことができるよう、短く収納しやすいステッキがおすすめです。

I字型のストックをダブルで使う場合には、グリップを軽く握り、ストラップのほうに体重を心持ちかけるようにします。
そうすれば、手が疲れにくくなるそうです。
ダブルストックならば体重を二本に分散できるし、体のバランスも取りやすくなります。
リズミカルにストックを振って自然に歩けるようになり、疲れにくくなるでしょう。
段差を下りるときには二本とも前に突いて、ゆっくり足を降ろすと安全です。
こういう使い方や、急斜面の下りではストックを長めにするので、ストックの最大伸長は通常使用の長さ+アルファがほしい。

そして下りで使う際は、ストラップに手は通さない方がいい。万がいち足が滑って尻餅をついてしまった際に、手首を骨折してしまう可能性があるからです。

それから公共の交通機関を使う際は、ストックをリュックサックにさしたまま乗っている人をよく見ますが、周囲の方の迷惑になるどころか、怪我をさせてしまいます。
面倒でも必ずストックは手に持つのがマナーです。

また、購入する際、通販などで安価なストックを買うと歩いている途中に壊れたり、最悪は折れたりすることがあるので、初心者や1,000m以上の山に登る人は、多少高くても名前の知れたメーカーの商品を購入しよう。

内部の腐食に注意!ストックのシステムと使ったあとの手入れ

ストックを付いたとき、いくら柔らかい地面であっても、手首にかかる衝撃は結構あるものです。
だから構造的な面では、アンチショックのスプリングを内蔵したタイプがおすすめです。

アンチショック機能がある物ならストックを突いたときに手首にかかる衝撃をやわらげ、聞節を保護する役目を果たしてくれます。
スプリングの強さはメーカーによって、多少の差はあるが、以前に比べて最近は硬めになっています。
柔らかすぎると、かえって不安定になりやすいからです。
強さを変えられるシステムを備えたストックもあります。

また、登山道を傷めないようにするために、ゴム製の石突きを使うのが最近の常識になってきています。
しかし、スリップの危険を防ぐためには、本当はゴムとビックとを状況に応じて使い分けるのがいい方法です。

ストックの長さを調節する方式は、どのメーカーでもほとんど同じです。
中側に入るシャフトの先端に付いているクサビ状の部品を、ネジを締めることによって広げ、シャフトの内壁との摩擦によって固定しています。

シンプルな構造ですが、この部分にトラブルが発生することが多いようです。
その原因の多くは、ネジの腐食です。
ネジが腐食してしまうと、シャフトが固定してしまったり、逆にすべってしまったりすることがあります。

これを防ぐためには、日頃の手入れが肝心です。
使ったあとは、ネジを緩めてシャフトを引きぬき、ネジをよく乾かし、布で拭いておこう。
一部のストックでは、ネジによるスライド式ではなく、ラチェット式の伸縮機構を採用しているタイプもあります。
これは、握力の弱い女性向きに、簡単に調節できるように考えられているのです。

グリップの形状や素材は、機種によっていろいろある。
どれがいいかは好みが分かれるので、実際にお店で試してみて使いやすいものを選ぼう。

振ったときのバランスも微妙に差があるので、チェックしてみるのもよいです。
振ったときの感覚が軽いものを選ぶといいでしょう。
ストックを使うときには薄いグローブを若用しておくと、汗をかいても滑りにくいです。

以上、登山用ストックの選び方は、好みとバランスに尽きる!でした。

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