マダニに刺されたら・・・症状と対策(山登りのファーストエイド)

下山後、左わき下がはれて赤く変色し、体長数ミリのダニが吸着しているのに気づきました。
とりあえずトゲ抜きでダニを取り除き、そのままにしておいたところ、左腕がしびれ、頭痛、肩や首の痛み、全身のけん怠感などの症状が出てきましたが、虫に刺されたぐらいで病院に行く必要もないだろうと、すぐに治ると思ってそのまま放置しておきました。。

ところが2か月たっても治らないため、地元の病院皮的利を受診、「ライム病に感染した疑いがある」と言われたのです。
抗生剤を服用、ある程度症状は良くなりましたが、倦怠感がその後も続きました。

上記は山に入る人なら、誰もが経験する可能性のある話です。

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マダニとは?

ライム病を媒介するマダニは、おもに北海道の平地や本州の長野県以北の標高800m~1500mの高原に棲息しているので、キヤンパーや登山者はとくに注意が必要です。

もしダニに吸着された場合は、つぶさすにピンセットなどで取り除き、プラスチックの容器などに入れて保存しておくこと。
万一、ライム病らしき症状が現われた場合には、ダニの種を同定することがライム病感染の可能性を判断する重要な材料となるからです。

山登り

2017年7月11日、北海道の70代男性がマダニに噛まれて「ダニ媒介脳炎」を発症して死亡するというニュースが流れました。

道保健福祉部によると、男性は6月中旬に発熱や意識障害などの症状が出たため函館市の病院に入院した後に7月になって死亡したそうです。

また広島でも6月に高齢の女性がマダニに噛まれて、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症して死亡しています。

春から夏にかけて活発になるマダニに刺されるとどうなるのか?

人間を刺咬するマダニ類は日本全国の山林、ササ原、草地などに分布、なかには山岳地に棲息する種類もいます。

活動が活発になるのは春から夏にかけてです。

ダニは、通りかかる動物の呼気(二酸化炭素)に反応して吸着、口器を皮膚内に深く差し込んで吸血します。
血を吸うと1㎝近くまで肥大するため、たいてい皮膚にふれたときの異物感で気づきます。

吸着時には痛みや、かゆみをほとんど感じません。
吸着時間は数日間、満腹になると自然に落ちますが、まれに1カ月以上も吸着していることもあります。

脱落後は痛みや違和感が生じ、患部が赤く腫れ上がります。
発熱や筋肉痛などを伴うこともあります。

吸着しているダニを無理に引っ張ると、口器だけがちぎれて残り、二次感染を起こして傷口が化膿してしまいます。

また、マダニは「ライム病」を媒介します。
感染すると、関節炎や角膜炎、顔面神経麻痺、脳炎などさまざまな症状が現われ、しかもそれが慢性化します。

ライム病は欧米で多くの感染者を出していますが、日本でも毎年10人、これまで記録されているだけでも約200人弱の患者が確認されています。

マダニの対処と救急法

吸着して間もないダニは、ピンセットや指でつまめば簡単に取り除くことができます。
その後、傷口を消毒して、抗ヒスタミン系のかゆみ止めを塗っておきます。

吸着して時間がたつているようならば、無理にとろうとはせずに、皮防科の医院に行って切開除去します。

また、山から帰ってきたあと、皮膚が赤く変色して腫れたり、慢性的な疲労を覚えるようだったら、念のため皮膚科で検査を受けたほうが無難です。

マダニの予防法

なるべく皮膚が続出しないウェアを着て行動することです。
ナイロンなど表面がツルツルしたジャケットをいちばん上に着ると、ある程度予防できます。また、スパッツはズボンの裾からの侵入を防ぐのに有効です。

肌の露出部、ウェアの袖や裾、靴などにあらかじめ虫よけスプレーを散布しておくのも効果があります。

一日の行動が終了したら、ウエアを脱いでダニがついていないか調べます。
明るい色のウェアを者ていると、ダニの付着がめだち、発見しやすくなります。

入浴時には、全裸になって体を撫で回してみましょう。
血を吸ったダニは小豆粒ぐらいの大きさになっているので、すぐわかります。
とくにヤプこぎをしたときや牧草地を通ったときには、ウエスト部や脇の下、陰部など柔らかい部分を念入りににチェックしましょう。

マダニ対策

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