夏山登山の危険回避の心得

本格的な夏山シーズンを迎えるにあたって、注意しなければならないことがあります。
特にここ数年は自然環境の変化からくる異常気象や、動植物への影響など、普通では予想ができないようなことが起きる状況です。

では、どういうことに注意をすれば良いのか?
基本に立ち返って考え見よう。

夏山

7月下旬から8月上旬の梅雨明け十日は、太平洋高気圧が張り出して天気が安定する夏山登山のベストシーズン。
山行プランニングの真っ最中は、楽しいことばかりに目が行くが、夏山の危険、注意すべきことについてチェックを怠ってはいけない。

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夏の昆虫、ブヨ、アブも大敵

ブヨは体長3~5mmほどですが、こめかみの辺りを食われると、目をふさぐほどに腫れ上がってしまう。
ひどい場合は視界を奪われ、歩くのが困難になる場合もある。

アブは、噛まれると本当に痛い。

ブヨもアブもどういうわけか、眺望素晴らしい場所で遭遇することが多く、ブヨやアブを追い払うのに忙しく、ゆっくり眺望を楽しむことができず、口惜しいことこの上ない。

アブの発生はお盆前後の特に川が流れているところで、多く見られます。

不幸にもアブに刺されてしまったら、ハチに刺されたときと同様、ポイズンリムーバーなどでで毒を吸い出してやると症状が軽くなります。

アブ注意2

食われると血が止まらなくなる蛭(ヒル)

ジメジメした樹林帯や雨上がりの蒸し蒸しする日、遭遇しやすいのが蛭。

こちらは食われても、痛みや痒みはありません。
食われたところからだらだらと血が出るだけだから、ほっとけばやがて血が止まりますが、ちょっと気持ちが悪い。
帰宅時に靴を脱いだら、靴下が真っ赤に血で染まってたなんてこともあり、結構びっくりします。

蛭の情報のある山は、蛭の活動期には避けた方が賢明。
食いついて離れないときは、塩や塩水を振りかけると、皮膚からはがれれます。
あらかじめ靴の表面や靴下の足首部分に塩をふっておくと、予防にもなります。

塩は大量の汗をかいて足がつったとき、予防にも予後にも有効だから山には必ず携行すること。

山ヒル注意

夏山で一番怖いのは雷

雷を避けるには、天気予報のチェックは怠らないようにしたい。

雷三日という天気用語にも注意を払うこと。
雷が鳴りそうな時間帯に、尾根上を歩かないでいられるように行動できたらいいのだが、そうもいかない。
運悪く、雷につかまってしまったら、尾根上から一段下がり、姿勢を低くして雷をやり過ごす。

そして間違ってはいけないのが、雷はより高い所に落ちるので、立木の下などに避難するのは危険。
1~2時間じっとガマンして、雷雲が行きすぎるのを待つ。

稲妻

夏山で起きやすい疲労凍死

雷同様怖いのが、低体温症。夏山での疲労凍死。

雨が降った時に注意したいのは「寒気」「風」「雷」です。
結構強い雨降りの中、登山を強行したとき、雨に寒気と風が加わると、低体温症を招きかねない。
低体温症の予防には、高品質の雨具や防寒着を用意しておく必要があります。

気をつけたい熱中症

無風快晴の炎天下の稜線歩きや、蒸し蒸しした樹林帯の中を辿るときは、水をたくさん飲んで体を冷やしてやる必要があります。
ただし水だけ飲んでいると、足をつらせる誘因となるので、塩をなめたり、梅干しを食べたりして対策を講じておくこと。

水分補給の方法

夏山で起こりうるトラブルをリストアップして対策を考えておくことは、楽しい山歩きをするためにもとても大切なことです。

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