六甲山系、東お多福山(ひがしおたふくやま)で高原登山

東お多福

六甲を巡るハイキングコースとしてとても人気があり、最初から最後まで道標が整い、迷うことはありません。
歩行時間も比較的短いので、子連れのファミリーや初心者でも歩けます。変わったところでは夏山登山の初心者訓練に大きなザックを背負った若者がよく歩いているのをみかけます。
東お多福山の素晴らしさは、初夏のライトグリーンに染まった高原のような風景が広がるところです。
さすがに真夏の8月は、直射日光がまともにあたるので日中に歩くのはおすすめしません。早朝から歩いて早めに切り上げるのが一番良いと思います。
夕方遅くになると涼しいですが、猪が登山道をふさいだりするので、その時間帯もおすすめできません。

どの季節でも高原状で日陰がなく、帽子など日よけ対策は必ずしてください。水場もないので飲料水は必ず持参していく事。適期は、芦屋道路のサクラ並木が咲き揃う4月中旬、秋から晩秋にかけてです。

・歩行時間/約2時間10分
・コース/芦屋川駅→東お多福山登山口→東お多福山→雨ガ峠→東お多福山登山口→芦屋川駅
・地形図/1/25000 宝塚
※この紹介記事は数年前のもので、現状とは道の状況が異なる場合があります。実際に歩かれる方は、必ず最新の地図とガイドブックをご用意ください。

スポンサーリンク

東お多福山登山口から東お多福山へ

電車で阪神芦屋駅、JR芦屋駅、阪急芦屋川駅のいずれかからバスに乗り、東お多福山登山口でバスを降ります。
あまり本数が無いので、歩き出す前に帰路のバス時刻はチェックしておく方がよい。
バス停の前を走る道路は、芦有ドライブウエイといい、車が結構なスピードで飛ばしているので注意して横断歩道を渡ろう。

東お多福山への道標があるのでそれに従って、右の坂道を見送って直進していきます。
平和橋でユートピア芦屋の宅地を見送って、少し細くなっている道を直進します。
ここは蛇谷沿いの舗装林道で、土樋割峠(どびわりとうげ)まで続いています。

林道を歩き始めてすぐに、左側に「東お多福山登山口」の道標があり、舗装路と分れ蛇谷の流れを渡ります。
雑木林の中に静かな登山道が続き、新緑や黄紅葉の頃、落ち葉の頃と四季折々に楽しめるでしょう。
ときおり野鳥の声が聞こえてくるので、足を止めて聞き入るといい。

15分も歩くとユートピア芦屋から交わる道と出合って、ササの道から急登が始まります。
もし小雨が降っていたり、前日に雨が降っていた形跡があるのなら、足下にスパッツを装着した方がいい。
この先の急登で、足下がどろどろになります。
道が濡れていなくても、とても滑りやすいので無理に士を掘らないようにゆっくりと登っていこう。

空が開ける頃、ササ原の少しえぐられた道となって高度をかせぐと、標高620mあたりで展望が広がります。
六甲の小さなピークでしかないはずの東お多福山が、とても大きな草原に見えて気持ちよい。
振り返ると奥池や、東六甲の山並みが印象的な風景画のように見えるでしょう。
そこから登り切ると東お多福山山頂に着く。

y0198

東お多福山から雨ガ峠、そして東お多福山登山口へ

東お多福山山頂から、北側を望むと六甲最高峰が近くに見えます。
ここから北側の道を下ると士樋割峠で、六甲最高峰に登るのなら最短距離として歩く人も多い。
今回は、東お多福山の大草原を楽しむために、南側の広い道を雨ガ峠へと下っていく。

六甲最高峰を背にして歩き始めると、高原のプロムナードという言葉がぴったりで、市街地や海を見下ろす展望も感動的です。休日ともなれば、あちらこちらでハイカーのグループが座り込んで憩っています。六甲山では珍しいピクニック的な光景です。

ハイキング道の右手に四等三角点があります。しかしうっかりしていると、見過ごしてしまいそうです。

下り切ると雨ガ峠で、ここも登ってきた人たちの憩いの場となっています。
雨ガ峠から右に折れて住吉川に下る。
もう高原の雰囲気はなくなり、新緑のきれいな雑木林を抜けて下っていくと住吉川上流の流れと出合います。
道標に従って本庄橋跡へと遡る。
本庄橋跡は小さな広場になっていて江戸時代に繁栄した「魚屋道」の中継点という説明板が建っています。

昭和50年に崩れた石橋がベンチのように置かれています。
本庄橋から急斜面の石段を登って、堰堤を越えると六甲最高峰への七曲り登り口ですが、ここは林道を直進したところにある堰堤の手前で右に折れ土樋割峠へとたどります。
峠からは舗装の林道を下って、東お多福山登山口バス停に戻ってきます。

y0196

スポンサーリンク

シェアする

フォローする