五感が研ぎ澄まされ、未知への発見の喜びに酔いしれる!自然観察登山のすすめ

書店に行けば、ポケットサイズの図鑑がたくさん販売されています。
特に山を歩いていると、日頃気にもしない動植物が妙に気になったりするものです。
最近はスマートフォンの普及で、図鑑の電子書籍をダウンロードしたり、虫の写真を撮影してアプリで送信すれば、何の虫か応えてくれるというサービスも有るほどです。

せっかく街から抜けだして、自然をあるくのですから、単に山頂を目指すだけじゃなく、道中の動植物たちにも眼を向けてみませんか?

自然観察と山歩き

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山歩きとはそもそも自然とのふれあいを楽しむもの

いつのまにか山歩きというものが、スポーツとしてピークをめざすことばかり夢中になり、自然とつきあう楽しさを忘れかけている人が増えている気がします。

ときにはたっぷりと時間をとり、五感を研ぎ澄まして自然の営みと向き合ってみてはどうでしょうか。

山の自然と聞いて、すぐ思いつくのはやはり植物、なかでも厳しい条件のなかで可憐な花を咲かせる高山植物ではないでしょうか。

実際、小型の植物図鑑を手に山を歩いている人も多いことと思います。
しかし、ただ名前を確認するだけならともかく、その植物をよく知ろうと思ったらそれだけでは不充分です。
そこでスケッチをしてみるというのはどうでしょう?

よく観察すれば葉や花弁の模様、おしべやめしべの形や位置関係、枝分かれのしかたや葉のつきかたなど、ともすれば見逃しがちな特徴がいろいろ目に入ってくるはずです。

それらをひとつひとつ描いていくことで、写真を撮るよりもその植物をよく知ることができるはずです。

まどうしても花が咲いているものばかりに目がいきがちですが、つぼみやすでに花が終わったものにも目を向けてみよう。

とくに夏が過ぎ秋が深まる季節は、いろいろな木の実や落ち葉に出合える季節。
何の実や葉なのか?調べるだけでなく、それそのものでも遊そぶこともできます。

きれいなものを拾って帰り、家に飾っておいてもいいし、子ども連れなら変わった形のものを見つけて「何の形に似ているかな」ときいてもいい。

食べられるものは、口にしてみよう。
いろいろな手段で接してこそ、自然を楽しみ理解することができます。

秋から冬にかけては動物を観察するのにもいい季節

バードウオッチングが苦手な人も、木の葉が落ちるこの時期なら、鳥を見つけやすくなります。

もちろん、鳥のほうからもこちらは見えやすいわけだから、ここはひとつどっかりと腰をおろし、木化けの術でも使いながら長期戦でのぞんでみよう。

動物の糞を見つけたら、なにを食べているかつついてみてもいい。
ただし、動物によっては寄生虫などがいる場合もあるので、素手でふれないように。

さらに冬になって雪が積もれば、動物の足跡ウオッチングもできます。

朝、日が高くなる前に野山に出れば、ウサギやカモシカ、タヌキなどの足跡がたくさん見つかります。

書店には足跡図鑑なんていうのも出ているから、クロスカントリースキーでもはいて出かけてみたいものです。

自然観察は動物や植物など生きものだけとは限らない

空を流れる雲や稜線をぬける風から観天望気をするのも自然観察のひとつ。

あるいは街では、とうてい見ることができないような星空を観察するのもいい。

小型の双眼鏡がひとつあれば星雲や重星など、肉眼の何倍も楽しむことができるのです。

いずれにせよ、観察のための時間をたっぷりとり、ときには1カ所で一日過ごすくらいの余裕あるスケジュールで出かけよう。

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