アウトドアで楽しむコーヒー

秋から春にかけての低山ハイキングや登山では、暖かい飲み物が欲しくなります。
だからテルモスなどに、熱いお茶を入れて持ち歩く人がいたり、コンロを持っていってお湯を沸かす人もいます。

そして山で本格的なコーヒーを味わうのは、格別で贅沢な気分になります。

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アウトドアで楽しむコーヒー
●アウトドアで本格的なコーヒーを味わうために

コーヒー豆は自分の好きな銘柄を選んで、あらかじめミル挽きしたものを必要な分量だけ分けて持っていこう。

挽き方は、基本的に中挽きで良い。エスプレッソ風の濃い味が好みなら極細挽きで。

自宅やカフェで飲む時と違って、山登りをしている時は体力も消耗しているので、いつも以上に苦く感じてしまうかもしれません。
それに身体が糖分やエネルギーを必要としている場合がよくあるので、いつもはブラックで飲む人も、砂糖やミルクを入れる方が飲みやすいと感じるかもしれません。
甘いお菓子を持って行くなら、ブラックコーヒーでもバランスが取れて良いでしょう。

ドリップするフィルターは、ペーパーフィルターで十分です。
当然ですが、コーヒーを入れた後のコーヒーかすやペーパーは、必ず持ち帰ってください。
布製のフィルターは、洗うこともできないので野外では不向きです。

最近はそのままコップにセットすればドリップできる、パック式のコーヒーも販売されていますから、そんなのを利用するのもいいかもしれません。
でも、やっぱり優雅に本格的にドリップしたいという方に、紹介したい商品があります。

●山で使うオススメのコーヒードリッパー

どこでも売っているプラスチック製のコーヒードリッパーは安くていいのですが、結構かさばるので、コンパクトな収納を重視しなければならない登山には不向きです。

アウトドアメーカーから販売されている専用のコーヒードリッパーを使いましょう。

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・snowpeak(スノーピーク)
「フォールディングコーヒードリッパー」

フォールディングコーヒードリッパー「焚火台型」は、その名の通り焚火台と同じように薄型に収納でき、140gと軽量なのでちょっとしたハイキングにも持って出かけられます。
市販の4~6人用フィルターを付属の型紙に沿って折って頂くだけでご使用に慣れます。おいしいコーヒーにドリップするためにフィルターの折り方にも工夫を凝らし、お湯の注ぎ方によりお好みの味に調製することができます。

スノーピーク(snow peak)
フォールディングコーヒードリッパー
「焚火台型」 CS-113

・ユニフレーム(UNIFLAME)
コーヒーバネットgrande(グランデ)

ワイヤーでできたコンパクトなドリッパー。
ただし、使用するペーパーフィルターは、先の尖った円錐形のものが必要。ワイヤーなので、いわゆる「蒸らし」効果が期待できない。だから、コーヒーの味にこだわる人には不向きかも。

ユニフレーム(UNIFLAME)
コーヒーバネットgrande(グランデ) 664018

●アウトドアで美味しいコーヒーの入れ方

①カップに置いたドリッパーにペーパーフィルターをセットします。
挽いたコーヒー豆を入れて、軽くドリッパー揺らして馴染ませます。

②1投目は、お湯を粉にそっと乗せる感じで、下に液が落ちるか落ちないか位の湯量を「の」の字を描くように注ぎます(粉全体に染み込むように)。このとき”ドバドバ”と高い位置から注ぐと粉が飛び散り、「蒸らし」がきれいにできないので、あくまでも少量づつ。

③1投目の後、20~40秒位、蒸らして何もしないで待ちます。
これは、粉の内部にまで湯を染み渡らせるためで、これを怠ると「うまみ」が上手に引き出されません。

④数十秒の蒸らしの後、2投目を1投目と同じような感じで「の」の字を描くように注ぎます。
粉全体に湯が注げたら、そこで2投目は終了。
次第に抽出されたコーヒーが滴り落ちます。

⑤2投目の抽出液が、全部落ちない内に、3投目を開始します。
すべて落としてしまうと、味に渋みや濁りが発生します(後の液ほどうまみが少なく、雑味が多いため)。

⑥最後の注ぎが終わったら、ドリッパーを外します。

●アウトドアに最適な意外なコーヒーの効能

コーヒーは、リラックス効果があるだけではありません。
実はコーヒーに含まれるカフェインは、運動能力を向上させることが知られています。
特に中程度から強度の運動についてその効果が表れ、疲労までの運動持続時間が延びることがさまざまな実験で確かめられています。

カフェインがなぜ運動能力を向上させるのかは、諸説ありますが、その一つは脂肪組織の分解を促進するからであるといわれています。
脂肪が分解され、運動のための直接的なエネルギーとなる糖の状態になるため、運動持続時間を延ばすといわれているのです。

だからハイキングや登山の休憩時に、コーヒーを飲むことはたいへん理にかなっていると言えるかもしれません。

●アウトドアでコーヒーかすの再利用

もしキャンプ登山をするなら、コーヒーかすを洗剤代わり使えます。
コーヒーかすは適度に酸性です。そして、細かく挽いたコーヒーかすはそのまま研磨剤になるので、ポットやフライパンなど、調理器具のガンコな油等の汚れ落としに使えます。
使い方もシンプル。コーヒーかすにほんの少し水を加え、スポンジやブラシにつけて汚れをこすりましょう。
※注意:器具の素材にもよりますが、あまり長時間こすっていると表面がコーヒー色に染まってしまうことがあります。様子を見ながらお試しください。

またどうしても気になる臭いが手についてしまったら、手にコーヒーかすをつけてこすりましょう。においがとれます。

消臭剤としても使えます。
コーヒーかすは、いやな臭いを閉じ込める消臭剤としても使うことができます。
コーヒーかすを十分乾燥させ、使い古しのストッキングの中に入れます。口を結んで消臭したい場所に置きましょう。消臭効果は、数週間から1ヶ月くらい続きます。

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