遊歩旅行ガイド

神の樹(巨樹巨木)

畑山神社のクスノキ(大阪府高槻市)

7世紀後半に市内最古の寺院「梶原寺」が、この畑山神社の前にあったという。 明治の神仏分離で畑山神社のみとなった。そんな時代の流れをある時は仏の化身として、ある時は神そのものとして、じっと見つめていたのが、このクスノキだ。 高さ19m、幹周5>続きを読む
神の樹(巨樹巨木)

一乗寺のクスノキ(大阪府高槻市)

西国街道の風情残る町並みのほど近くにある一乗寺。創建は不明で荒廃していたが、応永34年(1427年)、「鍋かむり上人」と呼ばれた日親上人が、地元住人に請われ建立した。 この寺には弁慶が馬をつないだとの伝説がある高さ29m、幹周6.4m、樹齢>続きを読む
神の樹(巨樹巨木)

巨樹みる自然崇拝と人間の本質について・・・

巨樹を目の前にしたとき、巡る想いは人それぞれ。古代から私たちが巨樹に接する際には、大きく分けて二つの想いがあるという。一つは「巨樹そのものを信仰の対象とする」もので、巨樹そのものの生命や履歴を考えるもの。もうひとつは、沖縄の御岳信仰のように>続きを読む
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神の樹(巨樹巨木)

巨樹は男性それとも女性なのか?

マザーツリーという言葉が西洋にはあります。だから大きな樹を母性に例えたりする文献をよく見ます。では日本はどうかというと、八百万の神々の信仰という古代からの風習があるので、土地によって違いがあるようです。特に男女の区別はなく、ただ「神」として>続きを読む
神の樹(巨樹巨木)

山が多い島国日本で巨樹の森は地球と人間をつなぐ神経のようなもの

ちょっと気分的に優れないとき、嬉しいことがあって気持ちが高ぶっているとき、気持ちをリセットしたいと思ったら、巨樹の森を歩きながら森林浴をするのがいちばんいい。乱れた精神状態を、すっきりと整えてくれます。巨樹の魅力と、健康に効果的な森林浴の方>続きを読む
地域別紀行ガイド

【日光例幣使街道】駕篭を揺すって袖の下をせびる日光社参例幣使の所業が「ゆすり」の語源!

中山道倉賀野から分岐した日光までの道筋に名をとどめたお公家勅使の傍迷惑道中顛末記【日光例幣使街道】 ※この内容は1997年(平成9年)に「歴史と旅増刊号 古街道を旅する」に掲載されていたものを一部抜粋したものです。現在とは状況が異なると思い>続きを読む
神の樹(巨樹巨木)

お田植え桜から地球環境の研究まで。深すぎる巨樹と人の関わり

縄文時代から現代に至るまで巨樹と私たちのかかわり方は、土地の風土共に引き継がれてきました。例えば船に乗って好漁場を特定する場合の目印として、つまり「山当て」をおこなう上で、大きな岩などとともに巨樹は欠かせない道標として利用されました。「あの>続きを読む
神の樹(巨樹巨木)

世界の人々の心に宿る巨樹信仰

南米エクアドルでは今も、マングローブ林の巨樹(アメリカヒルギ)の前を通るときには、現地の皆がお辞儀をしていくという。樹高64.5メートルでおそらく世界一高いマングローブだが、その巨樹の森はひとつの聖地になっています。聖地だから6本ぐらいに株>続きを読む
地域別紀行ガイド

京都北山ハイキング 小野村割岳

小野村割岳は、京都市左京区広河原の最北端にある。この山は日本海に注ぎ込む由良川と、大阪湾に流れる桂川(大堰川)との分水嶺にあたるところ。また京大演習林とも接しているので、伏状台杉と化したアシウスギの巨樹を何本も見ることができる山だ。私はこの>続きを読む
地域別紀行ガイド

京都の鞍馬山を歩く

京都市内の喧騒から離れた静かな聖地にあるのが鞍馬山です。山域は鞍馬寺の境内であり、牛若丸(源義経)と天狗伝説は有名です。鞍馬寺のご本尊は全宇宙を治める尊天で、今から650万年前に金星からこの地に神が降り立ったと言う伝説があります。また、鞍馬>続きを読む
地域別紀行ガイド

京都 愛宕山~火伏せの神と山河に酔う~

京都市の北西にある愛宕山は、標高924mで比叡山と並ぶ古都の背山。山頂には火伏の神様として信仰を集めている愛宕神社があり、毎年7月31日に行われる千日詣りは京都市民にとって馴染みの深いもの。たいていの家庭の台所には「阿多古切符 火廼要鎮」の>続きを読む
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